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笹洞城(ささほらじょう)

                            2016. 3. 20


長野県上田市にある笹洞城。

天文年間(1532~1555)頃、この地を領有していた室賀氏により築城されたものと思われる。

室賀氏は村上氏の勢力が増してくると、それに従っていたが、その村上氏が武田氏により信濃の地を追われると、武田氏に臣従することになる。

天正10年(1582)武田家が滅亡し、織田信長が横死した事により勃発した天正壬午の乱に於いて、同じ武田の遺臣だった真田昌幸らは小田原北条氏に従ったが、室賀正武は別行動を取っていたものと思われる。

翌年、真田昌幸が領土を拡大しようとこの地を攻めてきた際に、室賀正武は守勢として奮戦するも和睦することとなった。

だが、真田麾下となった事が不満だった正武は、密かに徳川家康からの真田昌幸誅殺命令に乗り機会を窺うが、逆に謀殺されてしまったのだった。(真田丸でもやってたので記憶に新しい所だ)

笹洞城はその後の室賀の地を領有した真田昌幸により現在遺る城の形に改修したものと思われる。




因みに滅ぼされた室賀氏は、弟の満俊が継いで徳川家康に臣下、旗本となって幕末まで続いたのだという。




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春に誘われたわけじゃない~♪ ってな感じで、御存じ「黙れ、小童!」で名を馳せた?室賀正武の居城だよん。


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麓にある室賀水上神社。


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たまたま人がいたので、車を置かせて貰ってレッツゴー!それはそうと在りし日のいい加減に城一号車・・・懐かしい。


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お~、真田丸の幟がはためいているではないか。ん?立入禁止??


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下の方を見てみると、温泉施設の「ささらの湯」がある。お客さんでいっぱいだね。疲れたら寄って行こうかな。


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更にどんどん進んで行く。


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すると尾根筋が見えてきた。


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そこから折り返す感じで右に登って行く。


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何しろ真田丸の幟が道案内してくれるから迷う筈など無いのだよ。


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登山道の横には竪堀が見えるぞ。


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上に行くほどハッキリしてるね。


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最近、色々な山城に行ってて思うのは、竪堀と言っても登城路の堀底道として使われているものも多いみたいだ。荷物の搬入も楽だし、敵が攻めてきても堀底道なので縦一列なので狙いやすいし、横にも逃げられないという一石二鳥にも三鳥にもなるもんね。


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さて、竪堀が消えたあたりから段郭が数枚出てきて、登りもキツクなっていく。


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ちょいとした小ピークを過ぎると、堀切アンテナがピピピッと反応する。


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どうやら上が2郭のようだ。


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少し登ってから振り返ると堀切もハッキリクッキリしてるね。


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そんなわけで、はい、ここが2郭だよん。


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そこから主郭の左側を巻いて行くように登山道は延びている。


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その辺りから室賀の里を見下ろしてみる。ムーミン谷みたいだね。


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そこから上の主郭を見上げてみると・・・おっ、石積みがあるではないか。。


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下を見てみると、そこにも石積みらしきものがチラ見している。


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そんなわけで、主郭を後回しにして下へと向かってみる。


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お~、意外と長く続いているぞ。


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ちょいと振り返って見るよ。


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更に先に進んでみる。


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上の方にも石積みの残骸が見えるね。


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その先には起伏が見えるぞ・・・という事は。


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はい。主郭西側の大堀切。


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その隣にも浅いが堀切を確認できる。


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ん?更にもう一本あるみたいなので、全体が写るように振り返ってみる。


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その先の尾根筋は平坦だが、幅も狭い。


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この石は自然なのか、意図的に置いたものなのか分からないな。でも、自然にはとても思えない・・・か。


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その先は、ダラダラと同じような感じが続くので戻る事にした。(ホントは先の方で何か物音がしたので怖くなった)


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主郭の西の郭から大堀切越しに見た主郭。


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そこから大堀切を見下ろしてみる。


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端を見ると竪堀状に落ちているね。


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大堀切から勢いを付けて、一挙に主郭へと登ってみた。


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主郭の南西側は一段低くなっていて、登山道はここに入るようになっている。つまり枡形虎口のような感じなのかな。そして先程の綺麗な石積みはこの部分の塁壁のようだ。


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そこから見た主郭内部。


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そしてムーミン・・じゃなかった。室賀の里。


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そして南麓には、居館跡の原畑城があったようだね。


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ついでに城の東側にある前松寺に行ってみる。


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お寺の右側を回り込み墓地方面に進んで行く。


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後は案内に従って山を少しだけ登れば、室賀氏の墓所に辿り着く。


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まさか、400年以上もの後世に自分の人気が出る事になるとは、夢にも思わなかっただろうね。


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別日に登ろうとしたら、生憎の雨模様だった。雨に濡れれば、かなり危険な山城になるのかもしれないね。


終わり。


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