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西方城

                         2016. 2. 7


栃木県栃木市西方町にある西方城は、鶴ヶ岡城とも呼ばれ宇都宮氏の一族であった西方氏の山城だ。戦国時代には宇都宮氏の最前線の軍事拠点として重要視されたとの事。

深い堀や高い城壁によって防御するとともに、通路を屈曲、複雑化し、城内に侵入してきた敵を多方面から攻撃できるようにしていて堅固さと技巧性を併せ持った縄張りとなっている。(曲輪の名称は便宜上つけたもの)


と説明板に書いてあった。。フムフム。。

さて行くか。


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麓の長徳寺を目指していく。左側にある段々が駐車場になっているので、車をそこに止めさせてもらう。


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長徳寺の門柱を抜けると、大きな縄張り図入りの看板があるので、少しお勉強。。


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寺の左脇を登って行く。


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遊歩道は竹林の中を通り抜けている。


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竹林の中をよくよく見てみると段郭が数枚あるように見えるが・・・さてさて。。


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などと考えながら進んで行くと分岐が現れたぞ。よしよし、ここは右へと進む。


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すると道は竪堀の堀底を進んでいる。


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堀はすぐに折れを入れて、案内板には屈曲する竪堀と書いてある。


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そこを過ぎると坂も急になり、体力を奪っていく。


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ピーク手前でもう一度折れを入れて虎口っぽくなっている。


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入ってみると、なぬなぬ案内板だらけ。。


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中でも中央のこれ。北側の堡塁。。


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これは郭部分。


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それを包み込むように堀が囲う。


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これは堀の外側から見た全体図。


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つまり馬出しという事だね。


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馬出しの付け根の奥側には虎口の案内板があったが少々藪で写真では分からずだった。


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ちょいと不明瞭だが土橋を渡って、上の郭へと向かう。


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登りきると広い郭がお出迎え。


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右側はしっかりとした土塁が付いている。


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そこには櫓跡もあった。


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この広い郭は、北の丸という事だね。


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その南側には一段高くなっている次の郭が見えているね。


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屈曲する進入路??


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まず土塁が出てきて・・・


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それを越えると西へ道が曲がり・・・


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またすぐに南へと向かう。


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そこを進んで行くと、上の郭からずーっと狙われ続けているという必殺設定らしい。


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更に進んで行くと・・・


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もういっちょ折り曲げて虎口にしているようだ。


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これが上の郭ね。


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その郭から通ってきた道を振り返ってみた。


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次に進むと、おっ、綺麗な土橋が付いてるぞ。


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土橋横の堀ね。。


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土橋を渡って次の郭に入る。


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ここも西側は土塁が付いてるね。


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ここは、いちよ三の丸としておこうか。


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東側の眺めもいいねぇ。


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南側まで来ると、ここも堀が郭を分かち、そこに土橋が付いているね。


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この堀切は先程より深く感じるね。


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虎口を抜ける前に・・・


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堀底から堀切を見てみる。この城で一番深いのかもしれないね。


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はい。これが二の丸ね。


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ぬぬぬっ、こっちのが眺めがいいじゃん。


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二の丸もとても広いね。


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東側にある竪堀。


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一段上の本丸へと向かう喰い違い坂虎口。。因みにここには堀切はなかった。


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はーい。お待たせしました。ここが本丸となります。


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周囲はしっかりと土塁が囲っておりますね。


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はい。本丸で間違いないです。


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本丸の南部分は笹薮となっているので東側へと迂回する。


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藪の中には、神社があったよ。


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本丸を降りると土塁付きの郭があり、その間を堀が穿つ。


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東下に延びる堀。


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本丸西下の堀。


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その郭を東側から西側を見た所。


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その郭から南に進むと小さな郭がある。


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その郭の手前には通路状の堀があり下の郭へと繋がる。


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その小さな郭には屈曲する進入路の説明板の他に横矢の案内もある。


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横矢から下を見てみると・・・


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左側。


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右側。なるほど。この郭からなら下から上がってくる侵入者に対して長時間狙い続けられる仕組みになっているんだね。


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続いてこの堀底状通路を右側へと進む。


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下は・・・後回しだね。


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とりあえず城の南西へ向かってみる。


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すぐに南の丸と枡形虎口方面への分岐となるので、枡形虎口のある西側へと進む。


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ちょいとした広い郭が展開されているが・・・


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郭の半分を越えた西側に枡形虎口の案内があり、そのような窪地もある。


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これは全体を見た所。


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虎口を下に降りていくと郭を囲うように横堀があるのだが、笹薮が酷くて写真だと分かりづらいね。


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次は南の丸へと向かう。


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左側に堀が見えるな。


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因みにその堀の北側は土塁となっている。


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南の丸の西側には帯郭が張り付いていて下の郭(武者溜り)から南の丸への通路になっているように見える。


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そしてこれが南北に長い南の丸だ。


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東側を除いた他は土塁が付いている。


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南端まで来てみると武者溜りの案内板がある。


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そこから南下を覗いてみると、ちょいとした段郭が見えるね。これが武者溜りのようだね。


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そこに降りて南の丸を見上げてみた所。


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続いて横矢が掛かる郭下まで戻り、堀底状通路を東下へと降りていく。


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この一見まっすぐに見える広い道も郭が重なっていて、実際にはまっすぐに進めないのだろうな。


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途中には水の手の案内板があるぞ。


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手前が堀になっていて、上の四角形の郭は周囲がきちんと土塁で囲まれている。水の手郭という事なのか。


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更に降りていく。


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横を見ると放っておくとこの城も藪の中に包まれてしまう事が分かるね。


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おっ、何やら案内板が出て来たぞ。フムフム連続する枡形虎口と書いてある。


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虎口の先の郭。


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振り返って見た枡形虎口。


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また虎口を抜ける。


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すると次の郭の先は喰い違い状になり、馬出しの案内板が付いていた。


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そこを抜けると、これまた広い東の丸となる。


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馬出しとの境には、きちんと堀が仕切りを入れ、その堀の先(南側)にはゴルフ場がすぐそばまで来ている。


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こちらは北側の堀。


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東の丸を更に突き抜けていくと、一段下がって腰郭があって、更に東に進むとまた広い郭があるみたいだが、笹薮となっていたので撤退する。


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続いて馬出しの北側を進む。


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途中で北下に巨大な腰郭が見える。どうにかして行けないものかな。


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これは二の丸から落ちてきた巨大な竪堀・・・の筈だがド藪に包まれていた。・・・残念。


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道はそこを降りて、先程見えた腰郭を抜けていた。。


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その郭内には何やら石が組まれているような感じで一瞬井戸かな?と思わせるような所もある。


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その辺りから城塁を見上げてみる。かなりの藪が支配しているね。改めて山城の整備の大変さが分かる。


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更に道を進んだら、一番最初の竪堀との分岐に出たので、これにて城旅を終える事と相成った。



城の中ですれ違った人の話では、ゴルフ場の建設に伴い地元住民との間で話し合いが進められ、この城を残すことを強く主張した人たちが何人かいたようだ。

そうした人たちのお陰でこうして素晴らしい城を散策出来ているんだな。と強い地元愛を感じると共に感謝の気持ちでいっぱいになる城旅だった。


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