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両崖山(りょうがいさん)城

                                2015. 9. 27



栃木県足利市にある両崖山城は足利城とも呼ばれ、藤原秀郷の流れを汲む成行が足利太夫と称して1054年頃に築城したのが始まりとされる。その後120年程藤姓足利氏は続いたが、源姓足利氏の台頭、一族との確執、更には源平合戦の折に平氏側に付いた為、10代忠綱の時に滅亡した。

戦国期になると、関東管領山内上杉の家臣である長尾氏が足利荘の代官として、近くの勧農城に入り、後に両崖山城を改修して本拠を移した。

1590年秀吉の小田原征伐時に当主の長尾顕長は小田原城に籠った為、後北条氏の降伏と共に所領を没収された。



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織姫公園手前の小さな駐車場に車を止めて、ハイキングコースへと向かう。この駐車場は朝早いのにいっぱいだった。


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アスファルトの道を進んで行く。


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途中で下を見てみると足利の街並みが。。


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少し登ると広場が現れる。


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そして登り口には、両崖山城の説明板もあった。


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ここからは、ちょいとキツクなってくるので呼吸を整えてから進む。


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岩が剝き出しになってる所もあるね。


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その先は展望広場となってるようだ。


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では、展望を見てみよう。天気が悪いから残念だ。


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ハイキングコースは、綺麗に整備されていてとても気持ちいい。


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なんて言ってると、また岩場が現れた。


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ここは、もしかすると堀切跡かもしれないな。。


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歩きやすい場所、岩場を何度も繰り返す。


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何やら重低音の黒い物体が横切ったのでよく見てみると・・・ゲゲッ・・スズメバチ・・しかも大きい。ビビっていると、隣を何人も通り過ぎていく。えっ、怖くないのか。タマタマ一人で来ていたおばさんに聞いたら、刺激しなければ大丈夫との事だった。なので近くでよく見てみると、松の根を噛んでいるようだった。なるほど・・巣を作るために口の中に入れてるんだな。。


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ここも実は堀切だと思うのだが、ハイキングコースの造成に伴い潰されてしまったようだ。


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その後も岩場が現れ、難所みたいになってくる。


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足利の街並みも綺麗だね。。


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歩いてきた尾根筋を見てみると、随分歩いてきたもんだな。


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先を急ぐと何やら建築物が現れて、両崖山ルート途中展望所との事だ。


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ウーム、流石は展望台だね。


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その裏側は、ザックリと岩盤を掘り切っていた。


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その先は何やら門柱みたいになっているので、そろそろ頂上なのかもしれないね。


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休憩所もあるでよ。。


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次は神社への階段が出てきた。この階段の下部には堀切があったのだけど、どう撮っても藪になってしまうので諦めた。。


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階段上部の両脇には祠が建ち並ぶ。


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鳥居が現れると、主郭下の腰郭となっている。


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主郭へと続く階段だけど、つまりは御嶽神社への階段という事だね。


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両崖山城の別名の足利城の縄張り図。


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はい。ここが主郭だ。


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ここにも説明板が。。


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中央に鎮座する御嶽神社。


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北の背後には大堀切を穿つ。


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横にはチラリと見慣れたキノコのクリフウセンタケが生えていた。優れた食菌だが、毒きのこのカキシメジの名で呼ぶ地方があるのでとても紛らわしい。


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主郭を降りて、東下から北の遺構を目指す。


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先程上から見た大堀切が。。


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横からもパシャリとな。


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その先にも堀切があった。


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その先は~、と探していたら、どうしても大岩毘沙門天の名が気になる。。


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そしたら、スズメバチの所で会話したおばさんに再び行き会って、この先が散歩コースだと言っていたので、御一緒することにした。


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城からは、かなり逸脱してしまったが、とても気持ちのいいハイキングコースだ。とはいえ、主郭の両崖山に来るまでに行き会った多くの人は全然見かけなくなった。


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登ったり降りたりする小尾根を何度も繰り返すと、なんと道路が現れた。ここでおばちゃんは引き返すとの事で私も一瞬迷ったが、初志貫徹が頭をよぎり、最後まで大岩毘沙門天を目指す事にした。


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ハイキングコースは、一瞬道路と交差する。


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道路から行けば楽げだけど、ここは修行中の身なので意地を張って再び山の中を進む。


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おいおい、なんかさっきまでと違うぞと突っ込みを入れたくなるようなハイキングコース。。


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小さなピークに岩場があって、そこから下を覗くと・・・、


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遥か下の方に北関東道が山の中を突き抜けている。


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更に来た方角を見てみると、この後行こうと思っている天狗山も見える。・・・遠いな。。


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そろそろ疲れてきた足に活を入れて大岩毘沙門天を目指す。。そういえば、軽く登るつもりだったので、水も食料も持ってきてないな。・・・まっ、いっか。。


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再び道路と交差。


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いやいや、最後まで山道でお願いします。。


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その先をほんの少し登ると・・・、


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あれれ。駐車場だよ、おっかさん。。


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その先にも山道は続いているのだが、まったく別の所に行ってしまうようだ。


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なので道路を少し下りてみたら、あったよ大岩毘沙門天さま。。


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因みにこの道の先にも広い駐車場があったよ。


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裏道からソロリと拝殿に近づく。。


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なんとなく謙信公に会えたような気がした。遠かったけど来て良かったな。。


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山門。。


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ここが参道。完全に逆から回ってしまったけど、罰が当たるかな?少々ビビる。


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深々と一礼したところで、雨が降り出してきた。。これはマズイ。仕方ないので道路を駆け下りる。(この後、道を間違えて、とんでもない方まで下りて行ってしまった。途中で気付きなんとか主郭まで戻れたけど、足はすでにボロボロ状態になってしまった。)


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そんなわけで、主郭北の大堀切へワーーープ。。こっちに階段があったのね。。


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横を見ると、これって石積みじゃないのかな。。


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こっちは神社の台座だけど、これも見事だね。。


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続いて主郭を降りて西の西尾根へと向かう。


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わずか数分で西尾根に着く。


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更に西側には天狗山が見える。もちろん、ここは最初から予定していた場所だけど、少し向かってみただけで、足がつりっぱなしになってしまう。どうやら、軽い脱水症状が出てるようだ。なので、またの機会に。。


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少し戻って、両崖山西尾根を南に進む。すると大きな堀切が現れるがそれ以上はロープが張ってあって進めない。


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辺りを見回してみると、藪の中にかつては賑わいを見せていたであろうベンチが自然に溶け込んでいた。


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ロープが張ってあるんじゃ仕方ない(少しホッとした。)ので、戻ることにした。途中で主郭の切岸を見てみると、竪堀もあったんだね。


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更に祠や石碑も並んでた。。


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足がつっては休むを繰り返して、足を引きずるようにして駐車場まで戻って、水分補給して少し休んでから家路を急いだ。
車を少し走らせると、天狗山に行けなかったことに妙に悔いが残る。。


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車をコンビニに止めて地図を見てみると、別ルートから登れそうだぞ。足も随分楽になったし行ってみるかな。。で、再チャレンジはここから。


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時間も遅くなってきたので、頑張って登ってみる。もし、足がつったら諦めて山をおりよう。。


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それにしても、結構急な山だな。。


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途中にある大岩。


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この上が頂上か。もう少しだ。頑張ろう。。👈もはや、城そっちのけになってる。


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そこまで行ったら・・・。あらっ?


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まだ上があるのね。。


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もう、今更引き返せるかーい。ってな感じでガツガツ登って行ったら、つ、着いたよ。天狗山頂上。。


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眺めは秀逸。中央の街並みに刺さる稜線は先程登ったルートになるんだね。更にその先には森高千里さんの歌で有名な渡良瀬橋も見えるぞ。。


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目標をコンプリしたので感無量。それにしても山を撫でる風が気持ちいい。しばし、ベンチに寝そべる。。


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ふと、思い出したように両崖山を見てみると、左の頭が主郭で右が西尾根なんだね。


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なんて悦に浸っている場合じゃないな。どうしても暗くなる前に、この分かりづらい道を降りなければならないもんね。


そんなわけで、朝7時15分に登りだして、この天狗山を降りた時間は15時半を回っていた。つまり8時間以上も山の中を彷徨っていたという事になるね。途中で雨は降るわ、道を間違えるわ、足はつるわの大騒ぎだったし、ほんといい経験をしたもんだよ。(城だけなら、2時間もあれば余裕だ)


今回の教訓、登山は計画的にだね。。




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