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膳城

                                                 2015.7.11
                            (再訪ありの二本立て)

赤城山南面にある膳城と言えば、膳城の素肌攻めが有名なのだ。


上杉謙信卒去後に二人の養子・景勝(謙信の姉の子)と景虎(北条氏政末弟)間で勃発した跡目相続争いである御館ノ乱。 当初、甲相同盟により景虎支援のもとに動いた武田勝頼だったが、景勝とも同盟を結び双方の融和の橋渡しに尽力する。しかし、自領に徳川軍が侵犯してきた為、急遽帰国する事になってしまう。

武田勝頼が不在になると、一旦は和議に応じた景勝・景虎だったが、再び関係が悪化し抗争が激化する。

北条軍も腰を上げ景虎救援に向かうも雪の季節になり撤退、最終的に 御館ノ乱は景勝が景虎を追い込んで自害させる形で一応の終止符を打った。

これにより武田と北条の同盟は完全に破綻し、逆に敵対する事になっていく。

勝頼は北条と敵対する佐竹とも連携を取りながら、北条領である上野に侵犯して、反発する主だった上野の国衆達を力でねじ伏せ、その他は平和裏に解決していくように努力した。

そうして新しい統治者として民共を刺激しないように武装を解いて平素の服のまま検地する勝頼一行。
ちょうどその頃、膳城では酒宴が開かれ、些細な事から大喧嘩が起こっていた。この喧嘩がたまたま近くを通りがかった勝頼一行にも飛び火する。

因縁を付けられた勝頼一行は激昂し、平服のまま膳城まで乗り込んで城ごと落としてしまったのだった。

これが世に言う膳城の素肌攻めだ。

皆さんも酒の飲み過ぎには注意しましょうね。


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城址に車を横づけして、階段を昇る。


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すると、いきなり本丸ね。


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おー、本丸の石碑もあるぞ。


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そして膳城址の石塔がドスンと鎮座しているよ。


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本丸の西側を覗いてみると、綺麗な本丸堀が遺っているね。


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堀底に降りてから、次の曲輪に進む。


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すると広めな二の丸が広がる。


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先程の横堀側は土塁が高くなっていて櫓台といったところか。


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更に奥に進んで行くと、西虎口へと行ってしまう。横には袋曲輪や横堀が見える。


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これが横堀ね。


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西虎口の先は搦め手となり、広い平坦地が広がっていた。


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そこから、本丸の北あたりに移動すると、北曲輪という事になる。


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北曲輪から堀を覗いてみると、う・・・、ド藪じゃん。 山城特攻服を着てないので、正直ビビる。


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ここが袋曲輪ね。


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中央には祠がある。


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袋曲輪から二の丸間の堀は本丸堀に接続する部分に土橋状の仕切りがあるぞ。


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そこから本丸を見てみた。


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左が二の丸で右が袋曲輪ね。


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本丸の道を挟んだ東側は、馬出だと言われている。


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更に北には横堀が遺っていた。


それにしても、藪が酷いのなんの。更に藪蚊の攻撃が半端ない。また近日中に訪れて追記したいものだ。



おわり



はーい、そういうわけで、ギリギリシーズン中に行ってきましたので、再アップですよー。     2017.4.9
季節によって顔を変える城の姿を見てもらう為にも差し替えしないで追記で送りまーす。
                                                   

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北郭の出土センターに車を止めて散策をする。

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前回来た時は気づかなかったけど、その北側にも横堀が伸びているね。

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更に北には膳城址公園があり、滑り台は天守の形をしている。その遥か奥には雲を従えた赤城山が睨みをきかす。

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続いて西に歩を進めると、歴史民俗資料館があり、更に西側には畑が広がる外郭となる。

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そこから、南に足を向けて搦め手方面である城の西側へと向かう。

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途中で左に土橋(太くなってるが)があるので、そこから城内に入る。

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土橋の北側を見てみると、横堀が南北に伸びている。

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その東側にも横堀があり、間を帯郭で仕切りを入れているようだ。

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帯郭を進んでみるとやがて東側へと曲がり、先には少し広がる空間の袋郭となる。

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袋郭の北側を見てみると、最初に見た横堀が東西に向きを変え、郭の北側を折れを入れながら走り、北郭との境目では浅くなって本丸堀へと繋がっていた。

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続いて袋郭の南側を見てみると、二番目に見た横堀も先程の堀と並行に伸びて、そのまま折れを入れずに本丸堀に繋がる。そして、その結合部分は土橋状の仕切りとなっているような感じだ。

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本丸堀をチラ見して土橋を渡ると、こんもりした小山があり櫓台となっているようだ。

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その櫓台に登って本丸堀を見てみると、周りの堀もよく見渡せた。

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そこを降りると広い二の丸が広がっている。

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二の丸から本丸堀に降りる。

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本丸堀を南側から回って本丸の東側に行ってみる。

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本丸堀は道路により消えてしまっているが、右には馬出もあったとの事だ。

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その馬出の土塁と北側にある横堀。

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そこから振り返って見た本丸北側の折れ折れの本丸堀。

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続いて本丸へ行ってみる。

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とても綺麗な本丸。

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本丸から二の丸と袋郭方面を見てみると、櫓台がはっきりと分かるね。

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本丸の北側の本丸堀。その先は北郭だ。

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更に最初に見た折れ入り横堀の本丸堀との連結部分。

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本丸を後にして西側の本丸堀を今度は北に向かう。

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右が袋郭で左が二の丸にある櫓台、その間に土橋状の仕切りがあるせいか、横堀が堀底からは全く見えなくなっている感じだ。

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本丸の北の階段を昇ったところで、車を止めた出土センターに着いたので、これにて城旅を終えた。

やはり、この季節は堀もよく分かっていいなぁ。とつくづく思った一日だった。

と、まぁ、ほとんど同じ流れの説明になってしまった。スマンです。(;^ω^)


               おしまい。
 
 
 
 
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